【保存版】花火の撮り方を伝授!旅するフォトグラファーが教えるテクニックと設定! 

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こーへー
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今年も夏がやってきましたね!

夏は撮影するものがたくさんで旅をしていても楽しくなります!

今回は夏の花火の撮影方法を伝授していきたいと思います!

花火大会を綺麗に撮影してみませんか?花火の撮り方を伝授します! 

夏の風物詩といえば、やはり花火大会ですよね!
僕自身も夏が大好きで、これまでも毎年花火を撮ってきましたが、様々な風景やイベントを撮影する中でも花火撮影は特別な魅力を持っていると感じます!

しかし、美しい花火の瞬間をカメラに収めるためには、正確な設定と的確な撮影テクニックが不可欠です。現在はiPhoneなどでも綺麗に撮ることはできますが、この記事では、一眼カメラを利用した花火撮影の詳細な設定について解説していきます!

カメラの準備!

花火撮影を始める前に、カメラの準備をしっかり行いましょう。ここではスマホなどではなく、自分で設定ができるミラーレス一眼や一眼などのカメラを利用して撮影してみましょう!!
スマホでは綺麗に写すことは可能ですが、表現としての花火を撮影する事が難しいと思います。

僕が利用しているカメラはSONY α7RⅢというカメラです。
高画素機なのでノイズが乗りやすいカメラですがそれでも花火を綺麗に撮影する事ができます。

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カメラの設定を伝授!

  • マニュアルモード(Mモード)で撮ろう!
    花火は瞬間的な存在であり、光量の変化が激しいため、マニュアルモードを使ってシャッタースピード、絞り、ISO感度などを自分で調整することが重要です。オートモードでは花火の美しさを表現するのが難しいため、Mモードを選択してください。
    暗闇の中で光る花火は、オートフォーカスがうまく機能しないことがあります。被写体にしっかりとピントを合わせるために、マニュアルフォーカスを使用しましょう。撮影前に照明や遠景を利用してピントを合わせ、撮影時にフォーカスリングを動かさないように注意してください。
  • 保存形式はRAWフォーマットで!
    RAWフォーマットで撮影すると、後で画像の編集がしやすくなります。花火撮影では、光の強弱や色合いが大きく変わる場面が多いため、RAWフォーマットを選択しておくことをおすすめします。
  • シャッタースピードがめっちゃ大事!
    花火は瞬間的に光り輝くため、遅いシャッタースピード(例: 1秒程度)を使って撮影することが効果的です。シャッタースピードを長めにすることで、花火の軌跡を美しく捉えることができます。
  • 絞り値の調整!
    絞り値を大きくする(例: F8からF16)と、被写体のピントが深くなります。絞りを閉じることで、花火の軌跡だけでなく、背景も鮮明に写し出すことができます。
  • ISO感度でノイズを予防しよう!
    ISO感度は、撮影時の光の感度を調整する設定です。花火は光量が非常に強いので、低いISO感度を選択することで、ノイズを最小限に抑えることができます。一般的にISO 100を使用し、必要に応じてISO 200程度まで上げることをおすすめします。

設定のまとめ
モード:Mモード(マニュアル)
保存形式:RAW
シャッタースピード:SS10秒程度
絞り値:F8~F11
ISO感度:ISO50~ISO100

タイミングとシャッターボタンの操作

花火は瞬間的に変化する美しい光景です。撮影のタイミングを逃さないようにするためには、シャッターボタンの操作が重要です。

  • タイミングの捉え方
    花火の打ち上げパターンを観察し、花火が打ち上げられるタイミングを予測します。特に複数の花火が同時に打ち上げられる場合には、次々とシャッターを切る準備をしておくと、美しい連続写真が撮れることがあります。
  • シャッターボタンの操作
    花火が打ち上がる瞬間にシャッターボタンを半押しし、ピントを合わせたら素早くフル押しして撮影します。リモートシャッターやタイマーを使って、手ブレを防ぐこともおすすめです。

イメージは花火が打ち上がった瞬間にシャッターを押し始め、花火が開き終わるまでシャッターを切りっぱなしにするイメージです!
平均すると10〜15秒くらいシャッターを開いている感じです!

スターマインのような花火はいい感じの場所でシャッターを閉じるか、黒い布などでレンズを覆うと上手に撮影する事ができます。

長時間露光で花火の軌跡を捉える

長時間露光を使うことで、花火の軌跡を美しく捉えることができます。

  • バルブ撮影
    バルブ撮影モードを使うと、シャッターボタンを押している間だけ露光が続くため、花火の軌跡を追いかけるように写真に残すことができます。シャッターボタンを素早く開け閉めすることで、軌跡が美しく描かれた写真を撮影できます。
  • NDフィルターの使用
    長時間露光を行う場合、明るさが過剰になりすぎることがあります。NDフィルターを使用することで、余分な光を遮ることができ、バランスの良い露出を得ることができます。

作例を公開!

SONYα7RⅢ 、 SAMYANG35mmF1.4 、ISO100 、F9 、SS 11s
SONYα7RⅢ 、 SAMYANG35mmF1.4 (トリミング) 、ISO100 、F11 、SS 21s
SONYα7RⅢ 、 SAMYANG35mmF1.4 、ISO100 、F8 、SS 18s

まとめ

花火の撮影は、正確な設定と的確な撮影テクニックが求められる魅力的なジャンルです。

カメラの設定ではこの記事を参考にしながらも、周りの明るさや花火の規模に応じて調整してみてください!
写真に正解はないと思います。自分の写真を信じて夏の風物詩の撮影に挑んでみてください!

僕も各地で花火大会を楽しんできます!

では!

こーへー

大学卒業後、地元三重県で社会福祉士として高齢者の相談援助を行いながら田舎暮らしを楽しむ。
2022年10月〜2024年3月にかけて、車中泊で47都道府県制覇!
旅をしながら 300名以上の笑顔を撮影!

現在オーストラリアで生活中

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